P5100とフード(ワイコンもあるよ)

今や後継機のP6000も発売となったけど、まだまだ遊べるP5100。
フィルターやコンバージョンレンズでカスタマイズを楽しんでいる人は多いけど、なぜかフードで遊んでいる人は少ない様子。
なぜって、まず37mm用のフードってのが売ってない。
カメラメーカをはじめ、ハクバみたいなパーツを扱ってるところもフードというと最低でも46mmあたり、それか49mm、52mm〜がほとんど。
これをステップアップリングで着けてもいいけど、なんせレンズの鏡筒とフードの径が違いすぎて見かけが微妙だし、肝心の遮光性もどこまで発揮できるかは疑問に感じる。
やっぱ見かけも、(それなりの)効果もありそうなものがいい。


よく探してみると、ヤフオクに出品してる八仙堂というお店で37mm径のフードを取り扱ってるらしい。
そのままヤフオクで落としてもよかったけど、住所を見ると車で行ける範囲だったので直接行ってみました。
商品もさることながら店舗もあやしいこと…。でも、そういう雰囲気なお店こそ結構好きだったりするんだけど。
お店のおじさんに言うと商品を持ってきてくれて、ケラレの確認のため試着もさせてもらえた。
そんな感じで2種類のフードを買ってきました(それぞれ買った時期はバラバラですが)

汎用レンズフード(37mm、金属製)



大きさがちょうどよくアダプタリングだけと比べてかなりホールドしやすくなった。
深さもあるので遮光性もよさそう(?)
アダプタリングと質感が似ており全体のまとまりもよい。
フードの先端は52mmのネジが切ってあるのでレンズキャップ(Nikon LC-52)が着けられる。(レンズバリアがあるP5100に果たして必要あるのかはさておく)

新型レンズフード(43mm、金属製、37→43mmステップアップリング使用)



正確にはZUIKO DIGITAL 25mm F2.8用に買ったもの。
スリットが入っている辺り、このフードは本来レンジファインダーカメラのレンズ用と思われる。
ならば、レンズとファインダーが分かれているP5100に着けたほうがいいんじゃないと思い、後からステップアップリングを追加して着けてみた。(これも八仙堂取り扱い。ケンコーやマルミではこのサイズは扱ってない(マルミは特注であるらしいけど))
ステップアップリングを使っているとはいえ、径の差はわずかなので気にならない。ホールド性も上記に劣らずいい感じ。
これでいよいよをもってレンジファインダーカメラっぽくなってきた気がする。
ファインダー像はスリットのおかげでケラレは軽減されている。ただし、しっかりとねじ込まないとスポークがちょうど視野に入ってきてしまってスリットの意味がなくなってしまうので注意が必要。
フードの先端は55mm、Nikon製の55mmのレンズキャップはないのでハクバのものを使っている。

おまけ:ワイコンについて


37mm径のワイコンは世の中に多数あるので、こちらはよりどりみどりな感じ。
他は使ったことはないけど、私はRICOH DW-4を使ってる。
これはHA-1と共に同GX/GX8用として発売されているもので、小型で低価格、0.8倍なのでP5100に着けると28mm相当になる。全体のまとまり感もいい。(マイクロフォーサーズがこんな感じでレンジファインダーだったら即買いなんだけどなぁ)
画質も、最周辺辺りがちょっと甘くなるような気もするけど、個人的には十分実用範囲。
でもこれの出番はほとんどない。私のように散歩中にパチパチするだけなら35mmで十分なのだ。
たぶん広角が欲しいと思うときは、うんと広角(22mmとか?)が欲しくなる気がする。まだ要らないけど。
でもいざ使おうとすると前方のレンズキャップがぶかぶかなのが気になる。カメラバッグに適当に入れておくといつの間にか外れてたりする。
そんな感じではいつ傷がつくか分かったもんじゃないので、これに変わるものを探してたところ、八仙堂で(またか)カブセ式レンズキャップ(44〜45mm)を買ってみた。
元のキャップはプラ製だったけど、こちらは金属製でたわむことはなく、内側に植毛紙が貼ってあるので外れにくくなっている。
何も書いていないので「Nikon」とか文字を入れたいけどアルマイト(?)に文字入れしたり塗装するのはかなり難しいらしいので何とかならないか方法を探し中。